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銀行カードローンによる過剰融資への懸念を受け、全国銀行協会は、会員行の毎月末のカードローン残高をまとめて公表する方針を固めた。早ければ9月末の集計分から始める。同様に増加傾向のアパートローンなど個人の貸家業向け融資の残高も毎月公表する。

全銀協は、国内116行の預金と貸出金の月末残高を集計・公表している。
新たに、貸出金のうちカードローンとアパートローンについても分けて公表する。現在は日本銀行による3カ月ごとの統計しかなく、月次のデータを集めて実態把握に役立てる。

日銀の統計では、銀行カードローンの残高は6月末時点で5兆6793億円で、1998年以来19年ぶりの高水準だった。過剰な広告の自粛や収入証明書の確認を始めた銀行もあるが、金融庁は過剰融資の対策が不十分だとみて、大手行などへの立ち入り検査をする方針だ。

との報道がありました。

朝日新聞 9月8日16時40分

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